洗濯に完璧を求めない。疲れない洗濯ルールの作り方

はじめに|洗濯って、意外と負担が大きい

こんにちは、ズボラ主婦のまるです。

突然ですが、みなさん。

「洗濯」って、家事のなかでも地味にしんどい作業じゃないですか?

洗って、干して、たたんで、しまって……。

工程も多いし、天気に左右されるし、
たたんでもたたんでも、次から次へと新しい洗濯物が出てくる。

一度終わったと思ったら、もう次の山ができている。

まるで、終わりのないループゲームみたい。

私も、以前はそんな洗濯に、毎日心をすり減らしていました。

「今日はここまでやったら休もう」

そう思っても、洗濯物を見つけると、また動き出してしまう。

そして、疲れてイライラして、家族にあたってしまったり、自己嫌悪に陥ったり……。

こんな毎日はイヤだ、なんとかしたい。

そう思った私は、「洗濯に完璧を求めない」ルールを作ることにしました。

どうして洗濯がこんなに疲れるの?

改めて考えてみると、洗濯って本当にたくさんの工程があります。

まず、洗濯機に入れる前に、ポケットの中身を確認したり、色柄物と白いものを分けたり。

そして、洗剤や柔軟剤をセットして、洗濯コースを選んで、スタートボタンを押す。

ここで終わりじゃありません。

終わったら、濡れた重たい洗濯物を取り出して、干して、乾かして。

乾いたら、今度はたたむ。

たたんだら、それぞれの収納場所にしまう。

これ、1回の洗濯だけでもかなりの手間ですよね。

しかも、それが1日に何回も。

家族が多いご家庭なら、1日2〜3回、なんてザラです。

洗濯って、実はものすごく「体力」と「頭」を使う作業なんです。

さらに厄介なのは、「時間制限」があること。

干さないとシワになる。

乾いたらすぐ取り込まないと、湿気で嫌な臭いがつく。

たたまずに置いておくと、ぐちゃぐちゃになってしまう。

そんなふうに、洗濯には目に見えないタイムリミットがいっぱいあるから、
どうしても「今やらなきゃ!」って焦ってしまうんですよね。

結果、家事の中でも「自由がきかない」「時間に追われる」洗濯に、

気づかないうちに、思っている以上に心や体に負担がかかっていることってありますよね。

「完璧にしなきゃ」のプレッシャー

洗濯って、本当はもっと気楽にやっていいはずなのに、

どうしてこんなに苦しくなってしまうんだろう?

その原因を突き詰めていくと、やっぱりここにたどり着きました。

「ちゃんとやらなきゃ」「完璧にしなきゃ」っていう、プレッシャー。

たとえば──。

  • 干すときはシワをきれいに伸ばさなきゃ。
  • タオルはフワフワに仕上げなきゃ。
  • Tシャツはピシッとたたまなきゃ。
  • 下着や靴下も、きれいに仕分けてしまわなきゃ。

「〜しなきゃ」が、どんどん増えていく。

しかも、誰かに強制されたわけじゃない。

自分で勝手に「こうあるべき」と思い込んで、

自分にプレッシャーをかけてしまっている。

そして、ちょっとでもズレたり、できなかったりすると、

「私はちゃんとできていない」

「また手抜きしちゃった」

そんなふうに、自分を責めてしまう。

洗濯って、本来は「生活を整えるため」のものなのに、
いつの間にか「自分を追い詰めるため」の作業になってしまっている。

これって、本当に悲しいことだなあって思います。

家族のため、自分のためにやっているはずなのに、

心をボロボロにしてまで「完璧」を目指す必要なんて、ないはずです。

疲れない洗濯ルールを作ろう

洗濯は毎日じゃなくていい

まず最初に伝えたいのは、

洗濯は「毎日やらなきゃいけないもの」じゃないということ。

もちろん、家族が多かったり、部活や仕事で汚れ物が多い家庭もあります。

でも、たとえば大人だけの家庭や、少人数の家庭なら、

2〜3日に一度まとめて洗うスタイルでも、ぜんぜん大丈夫です。

実際、我が家も「洗濯は2日に1回」が基本ルール。

「毎日やらなきゃ」と思っていたころは、

体力も時間も持っていかれてクタクタだったけれど、

頻度を減らしたら、心も体もかなりラクになりました。

しかも、まとめ洗いのほうが水道代・電気代も節約できることが多いんです。

「毎日やるのが正解」と思い込まなくていい。
自分の暮らしに合ったペースで、洗濯していいんです。

シワも多少OKにする

干すときに、シワをピンピンに伸ばす。

たたむときに、完璧に形を整える。

──これ、やろうとするとめちゃくちゃ疲れますよね。

だから私は、こう決めました。

「シワは多少あっても気にしない。」

特に、パジャマや部屋着、タオルなんて、多少ヨレてても問題なし!

気になるものだけ、着る前にササッとアイロンを当てればいい。

そう思ったら、

干すときの「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちも、たたむときの小さな負担も、前よりラクになった気がします。

完璧を目指すより、「まあいっか」と思えるほうが、心がずっとラクです。

畳まない・しまわない選択

さらに、私が取り入れたのが、

「畳まない・しまわない」選択。

たとえば──。

  • バスタオルは、たたまずにそのまま棚にポン。
  • 靴下や下着は、仕分けボックスに投げ込み収納。
  • 子どもの服は、ハンガーのままクローゼットへ。

最初はちょっと雑に見えるかな?と心配したけれど、

やってみたら、めちゃくちゃラク。

たたまなくても困らないし、

探すのも楽だし、

何より、片付けが一瞬で終わる!

洗濯って、「きれいにたたむ」ことが目的じゃない。
「清潔な状態で、また使えるようにする」ことが目的なんですよね。

そう考えたら、無理にたたむ必要なんてないって思えるようになりました。

私のズボラ洗濯ルール実例

①「洗濯しない日」をあらかじめ作る

私は、あえて週に2日は「洗濯しない日」を決めています。

たとえば、忙しい金曜日と、ゆっくりしたい日曜日。

「今日は洗濯をしない」って、最初から決めておく。

そうすると、「やらなきゃ」という気持ちに少し余裕が生まれてきます。

※注意点:洗濯物が溜まりすぎると逆にしんどくなるので、週2回以上のまとめ洗いは計画的に!

②洗濯物は「たたまない収納」スタイル

バスタオル、パジャマ、部屋着、下着類……。

毎日使うものは、基本たたまず、

種類ごとのカゴやボックスにポンポン投げ込んでいます。

子どもたちのTシャツやズボンも、ハンガー収納に切り替えました。

たたむ手間がなくなるだけで、

洗濯にかかる時間がぐっと短縮されました。

※注意点:きちんとたたんだほうがよい「仕事用シャツ」などだけは例外にして、分けて考えるとスムーズです!

③干し方にこだわらない

干すときも、ピシピシ整えなくてOK。

とりあえず「乾けばいい!」を最優先。

シワが気になる服だけ、洗濯機から出すときにサッと軽く伸ばすくらいにしています。

※注意点:ポリエステル素材などは、軽くシワを伸ばして干すだけでも仕上がりが変わるので要注意!

まとめ|がんばらない洗濯が、暮らしをラクにする

洗濯は、もっと気楽でいい

毎日、洗濯に追われて。

できない自分を責めて。

疲れ果てていたあのころの私に、今ならこう伝えたいです。

洗濯は、もっと気楽にやっていい。

完璧じゃなくていい。

シワになったっていい。

たたまなくたっていい。

洗濯物を回した、それだけでも十分えらい。

干した、それだけでも、ものすごく頑張った証拠。

そんなふうに、自分にやさしいルールを作ったことで、

私は洗濯に対するハードルが下がって、気持ちが少しラクになりました。

家族にもイライラしなくなったし、

何より、自分を認めてあげられるようになった。

ズボラまる流・疲れない洗濯ルールまとめ

  • 洗濯は毎日じゃなくていい!
  • シワも多少OKにして、完璧を目指さない!
  • たたまない・しまわない収納を取り入れる!
  • 疲れる前に「今日は洗濯しない」と決めて休む!

この小さなマイルールたちは、

私にとって、暮らしをラクにする魔法みたいな存在です。

あなたも、自分だけの洗濯ルールを作ってみて

もし今、

  • 「洗濯が終わらない……」
  • 「また溜まっちゃった……」

そんなふうに悩んでいるなら、

どうか、今日から「自分をラクにする洗濯ルール」をひとつ作ってみてください。

たとえば、

  • 「部屋着はたたまない」
  • 「週2回だけまとめ洗いする」
  • 「疲れたら乾燥機に頼る」

どんな小さなルールでもいい。

あなたの心と体を守るために、あなた自身が作るルールです。

※注意点:いきなり全部を変えようとせず、できることから少しずつ取り入れるのがコツ!

ズボラ主婦まるでした♪

今日もあなたに、
「よく頑張ったね」の気持ちが届きますように。

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