
こんにちは!ズボラ主婦のまるです。
私は40代のシングルマザーで、フルタイムの仕事をしながら、子供たちの料理も作っています。
毎日、朝から晩までバタバタで、夜ご飯の時間になるともうヘトヘト…。
でも、そんな生活のなかで「ご飯はちゃんと作ってあげたい」という気持ちは、どこかにあったんです。
ただ、レシピ本を見てきっちり作るなんて無理。そもそも買い物に行く時間もない。
そんな私でも半年以上続けられている神ワザが、今回ご紹介する「ざっくり作り置き術」です!
「ざっくり作り置き」ってなに?
名前の通り、“ざっくり”と作って、気楽に保存しておく作り置き術です。
一般的な作り置きは、
- きっちり分量を量る
- 保存容器に入れて4日〜1週間保存
- 衛生面もかなり気を使う
…というように、ちょっとハードル高いですよね。
でもこの「ざっくり作り置き術」は、
- あるものを
- ある時に
- ある程度で
「とりあえず火を通しておく」「とりあえず味つけておく」というノリでOK!
保存期間を3日以内と決めておけば、がっちり管理しなくても十分です。
私が始めたきっかけは“心の限界”でした
ある日、仕事で帰宅が遅くなって、冷蔵庫にはウインナーと卵、そしてもやししかありませんでした。
疲れすぎて何もしたくなくて、コンビニに行く元気もなくて、娘と2人でインスタントラーメンをすすった夜。
そのとき、娘がぽつりと「なんか、ママ元気ないね」と言ったんです。
その言葉が私の中のスイッチを押しました。
「毎日じゃなくていい。でも、せめて“今日、これ食べてほしいな”って思えるおかずを作っておきたい」
そう思った翌日、私は仕事帰りにスーパーに寄って、冷凍野菜とタッパーを買いました。
初めてのざっくり作り置き体験
私が最初に作ったざっくり作り置きは、こんな感じです。
- 冷凍ブロッコリーをチンして、マヨネーズ+ツナで和えただけ
- 冷凍ほうれん草をレンチン→しょうゆ+すりごま
- ミックスベジタブルと卵を炒めて塩こしょう
それだけで、“おかずが3品ある”という満足感がありました。
娘も「おいしい!」とニコニコ。私は洗い物も少なくてニコニコ。
これなら続けられる!と確信しました。
ざっくり作り置きのポイント
✔ 味付けは「めんつゆ・マヨネーズ・ごま油」でほぼ解決
この3つさえあれば、和え物も炒め物もほぼ失敗しません!
✔ 「全部手作りしなきゃ」をやめる
冷凍食品や市販の惣菜との組み合わせも全然OK。自分を追い込まないのがポイントです。
✔ 食材の在庫を“見える化”しておく
私は冷蔵庫に「ざっくり食材リスト」を貼ってます。
これがあると「あ、これ余ってた!使おう」という行動がスムーズに。
✔ 作るタイミングは「夜の片付け後」や「朝の10分」
毎週日曜に1時間とるのがムリなら、日々のすき間10分で少しずつ作るのが◎。
“まとめてやらなきゃ”と思うと気が重くなるので、小分け作戦がおすすめです。
保存のコツも“ゆるく”でOK

保存方法についても、「絶対こうしなきゃ!」という決まりはありません。
私は基本、冷蔵で3日以内、冷凍なら1週間以内を目安にしています。
保存容器も100均のタッパーで十分。タッパーがなければ、お皿にラップをかけて保存でもOKです。
「見た目を揃える」「おしゃれ容器で揃える」などを意識しすぎると、逆に面倒になります。
私はむしろ、容器に「曜日シール」を貼って古い順に食べるようにしています。
また、冷凍保存する時は「小分け+ラップ+ジップ袋」で省スペースに。 忙しい朝にそのままお弁当にも詰められるから便利なんです。
1週間の“ざっくりローテ”例
わが家では、週の初めにざっくり3〜5品ほど作り置きして、 それをメインのおかずと組み合わせて使い回しています。
以下は、ある週のリアルな献立ローテです:
- 月曜:鶏むね肉のマスタード炒め+ほうれん草のごま和え+冷凍唐揚げ
- 火曜:豚のしょうが焼き+ブロッコリーのツナマヨ+きんぴらごぼう
- 水曜:野菜炒め丼+卵焼き+残り物のポテトサラダ
- 木曜:白身魚のフライ+キャベツの千切り+ナムル風もやし
- 金曜:カレー(ルゥだけ作って)+冷凍ごはん+作り置きおかず適当盛り
こうして見ると、「冷凍×作り置き×ちょっと手作り」で1週間回せることがわかります。
無理して毎日イチから作るより、ちゃんと栄養も心も満たされます。
ざっくり作り置きで得られたメリット
- 帰宅後の「今日なに作る?」のストレスが激減!
- 娘とご飯をゆっくり食べる時間が増えた
- 食費のムダ買いが減って節約に
- 「自分って意外とやれてる!」と自信がついた
毎日の小さな“成功体験”が、心をラクにしてくれました。
まとめ:ざっくりでも、ちゃんと愛情は届く

料理は、手間をかけたから偉いわけじゃない。
どんな形でも「食べてほしい」「笑顔でいてほしい」と思って作ったごはんには、ちゃんと気持ちが宿るんだと、私は実感しています。
ざっくり作り置きは、そんな“心を込める余裕”を作ってくれる、ママの味方です。
最初は1品だけでも大丈夫。
あなたもぜひ、「ゆるくて続く」ごはんづくり、始めてみませんか?
一緒にがんばりすぎない毎日、楽しんでいきましょうね!