はじめに｜「捨てなきゃ」と思うたび苦しかった私
こんにちは、ズボラ主婦のまるです。
片付け特集の雑誌やテレビ、YouTubeを見ていると、よく聞く言葉。
「まずは捨てましょう！」
たしかに、モノが減れば家はスッキリする。
それは頭ではわかっていました。
でも、いざ自分のものになると──。
- 思い出が詰まったもの
- また使うかもしれないもの
- 高かったから捨てにくいもの
全部、なかなか手放せなかったんです。
そして、捨てられない自分を責めて、どんどん自己嫌悪に。
「こんな自分、ダメだ」
そんなふうに思っては落ち込む……その繰り返しでした。
でも、本当に「捨てる」しかなかったの？
あるときふと思いました。
「捨てないと片付かない」って、誰が決めたんだろう？
もっと自分に合った方法があるかもしれない。
そして私は、「捨てない片付け」にシフトしていくことにしたのです。
今回は、捨てられない私がたどり着いた、
無理せずスッキリ暮らすコツをたっぷり紹介していきます！
片付け＝捨てることじゃなかったと気づいた瞬間
「手放す」だけが片付けじゃない
片付けをテーマにした本や動画をたくさん見たけれど、どうしても腑に落ちなかった私。
そんなとき、ある言葉に出会いました。
「片付けとは、モノと向き合うこと。」
「捨てる」か「捨てない」かをジャッジするだけじゃない。
そのモノにちゃんと向き合って、
今の自分にとってどうなのかを考える。
その結果、
- 取っておく
- 別の場所で活かす
- 誰かに譲る
そんな選択肢もあっていいんだと、心から思えたんです。
モノにも「居場所」を作ってあげる
「捨てない」なら、「しまう場所」をちゃんと作ってあげればいい。
たとえ一軍じゃないモノでも、
きちんと居場所を決めてあげるだけで、気持ちも整理できる。
私にとって、それがすごく大きな発見でした。
捨てられない自分を責めるのをやめた
片付けのゴールは、きれいな部屋でも、SNS映えする収納でもない。
「自分が心地よく暮らせること」だったんだと気づきました。
それに気づいてから、私は片付けに対するハードルがぐっと下がりました。
捨てられない私でもできた！スッキリ暮らす5つの工夫
①「とりあえずBOX」を設置する
どうしても片付かないものは、ひとまず「とりあえずBOX」に入れます。
仕分けに迷う時間をなくして、スピード重視！
週末に中身を見直して、要る・要らないを再判断すればOK。
注意：とりあえずBOXを無限に増やすと逆効果！2個までに絞ること！
② 思い出の品は「写真に残す」
捨てられない理由No.1が、やっぱり「思い出」です。
そんなときは、写真に撮ってデータ保存。
実物は手放しても、
写真でなら、いつでも見返すことができます。
③ 使用頻度別に収納を分ける
捨てないなら、せめて「よく使うもの」「たまに使うもの」「記念品」など、グループ分けしましょう。
よく使うものは取り出しやすく、
思い出のものは高い棚などに収納。
注意：使わないモノまで生活動線に置くと、部屋が散らかりやすくなるので注意！
④ 「捨てないけど移動する」作戦
手放せないけど、今の生活には邪魔なモノ。
そういうものは、
押入れ・納戸・クローゼットの上段など、視界から外れる場所にまとめます。
視界から消すだけで、驚くほどスッキリ感じられます。
⑤ 「捨てない自分」を認める
これが一番大事かもしれません。
モノを簡単に捨てられる人もいれば、
私みたいに手放すのに時間がかかる人もいます。
どちらも間違ってない。
「私は捨てられないタイプなんだ」と受け入れたら、すごく心がラクになりました。
捨てずに整える収納アイデア実例
1. 「見せない収納」で片付けがラクに感じるように
散らかりがちなモノたちは、とにかく隠す収納に徹しています。
おすすめは、
- カラーボックス＋布カーテン
- 蓋つき収納ボックス
- 目隠し用の収納ケース
外から見えなければ、多少ごちゃごちゃしてても全然気になりません！
2. 「思い出ボックス」を作る
子どもの作品、旅行のおみやげ、小さい頃の服など。
捨てられないものは、専用のボックスを1つだけ作っています。
そこにまとめて入れておけば、管理もラクラク。
注意：ボックスを増やしすぎると逆に負担になるので、容量は厳守！
3. 「テーマごと収納」で探しやすくする
思い出系、おしゃれ雑貨、書類関係……。
バラバラに置くと散らかるので、
テーマごとにグループ収納しています。
これだけで、取り出すときも戻すときも迷いません。
4. 「たまにしか使わないもの」専用ゾーンを作る
季節もの、イベント用品、レジャーグッズなど。
これらは家の奥や天袋、クローゼットの高い位置にまとめています。
注意：使う予定がまったくないものは、定期的に見直すクセをつけよう！
5. 「感謝してとっておく」スタンス
昔もらったプレゼント、誰かの思い出の品。
「とっておいてもいいよ」「でも使わないなら見えないところに」と、
自分に優しいルールを決めました。
無理に手放す必要はありません。
感謝して、そっととっておけばいいんです。
片付けを続けるために心がけたいこと
「完璧」を目指さない
SNSで見るような、モデルルームみたいな家を目指さなくていい。
自分にとって心地いい空間を作ること。
それが一番大切だと、私は思っています。
日々の小さな積み重ねでOK
「今日こそ全部片付けるぞ！」って意気込むと、挫折しやすいです。
1日5分だけでも、
一か所だけでもいい。
小さな達成感を積み重ねることが、片付けを続けるコツです。
自分を責めない
散らかってもいい。
途中でやめてもいい。
大事なのは、また戻ってこれること。
自分を責めずに、少しずつ整えていきましょう。
失敗しないための注意点まとめ
1. 「とっておく」を言い訳にしすぎない
とっておく＝悪いことではありません。
でも、なんでもかんでも取っておくと、やっぱりスペースが足りなくなります。
注意：とっておくモノにはルールや限度を決めよう！
2. 定期的な見直しを忘れない
半年に一度、1年に一度。
「これ、今の私にとって必要かな？」と、ゆるく見直すタイミングを作ること。
暮らしはどんどん変わっていくから、持ち物もアップデートしていいんです。
3. 「誰かに譲る」選択肢もアリ
自分では使わないけど、まだ十分使えるもの。
そんなときは、誰かに譲ったり、寄付したりするのも素敵な方法です。
注意：罪悪感を持たずに手放すためにも「次に使ってくれる人」をイメージしよう！
まとめ｜捨てないからこそ、大切にできる暮らしへ
「捨てない＝ダメ」じゃない
モノを手放すのに、勇気がいる人もいる。
思い出を大事にする人もいる。
それは、決して悪いことではありません。
むしろ、自分の心を大切にしている証拠です。
ズボラ主婦まるからあなたへ
もし今、
- 「捨てられない自分が情けない」
- 「片付けられない自分がイヤだ」
そんなふうに思っている人がいたら、伝えたいです。
あなたは、あなたのペースでいい。
捨てなくてもいい。
無理しなくてもいい。
モノと向き合って、自分を大事にする片付けを、一緒に続けていきましょう！
ズボラ主婦まるでした♪
あなたの暮らしに、今日もあたたかい風が吹きますように。
