
はじめに|掃除は“やる気が出たとき”しかできなかった私
こんにちは、ズボラ主婦まるです。
突然ですが、あなたは掃除が得意ですか?
私はというと、「できることならやりたくない家事ランキング1位」が掃除です。
特に、子育て中や仕事をしていると、
毎日がバタバタで時間が足りない。
やっと一息ついたと思ったら、床にはホコリ、洗面所は水アカ…。
「今はムリ、週末にまとめてやろう」と思って後回し。 でも週末は週末で予定があって、結局何もできず…。
そんなふうに、“掃除できない自分”にモヤモヤし続けていた時期がありました。
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やる気が出るまで待っていたら、家がカオスに
私が掃除をしていたのは、「気分が乗ったときだけ」でした。
でも正直、それって年に数回しかないんですよね。
結果どうなるかというと、 ・床には髪の毛やホコリ ・レンジはベタベタ ・洗面台の水アカが取れない…
“そろそろやばい”と思ってやっと重い腰を上げる そんなループを何度も繰り返してきました。
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“完璧にやろう”が続かない理由に気づいた
私は昔から、掃除となると
「やるなら一気に徹底的に!」という思考でした。
全部の部屋を拭いて、トイレもお風呂も掃除して、 洗濯機のフィルターまでやってこそ“ちゃんとやった”って思っていたんです。
でも現実は、1時間も掃除に使う時間も体力もない。
そりゃ続くわけがありませんよね。
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きれい好きなのに掃除嫌い。それは理想が高すぎたから
実は私、けっこうきれい好きなんです。
ホコリを見るとイラッとするし、キッチンがベタついてるのも気になる。
でも、その「気になる」と「行動する」がつながらない。
なぜかというと、“やるなら完璧に”という思い込みが、自分の首をしめていたから。
いつの間にか「完璧にできないなら、やらないほうがマシ」になってたんです。
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ズボラだからこそ「ハードルを下げる工夫」が必要だった
このままじゃダメだな、と気づいた私は、 掃除を“頑張らずに続ける方法”を探しはじめました。
そしてたどり着いたのが、 「1日5分だけの掃除習慣」でした。
1日5分だけと決めたら、掃除が習慣になった!
「全部やろうとするから苦しくなるんだ」
そう気づいて、私は思い切って“1日5分だけ掃除”をやってみることにしました。
やり方はとてもシンプル。
スマホのタイマーを5分にセットして、音が鳴るまで掃除するだけ。
これなら長く感じないし、 「ちょっとだけならやってみようかな」と不思議と前向きな気持ちになれるんです。
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“とりあえず始める”がズボラな私にとっては一番ラクに続けられるコツだった
不思議なもので、タイマーをスタートすると 「よし、やるか」と体が自然に動き出すようになります。
始める前はあんなにダルかったのに、 いざ始めると意外とノッてくるんですよね。
そして気づいたら、5分じゃ終わらずに 「もうちょっとだけやっておこう」になっていたりもします。
ズボラの私にとっては、
“始めるハードルを下げる”ことが最大のポイントでした。
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毎日じゃなくてもOK。「気づいたときに5分」で十分
「毎日やらなきゃ意味がない」と思っていた時期もありましたが、 今はそうは思いません。
3日に1回でも、1週間に3回でも、 “やらないよりは全然マシ”なんです。
だから私は、
「やる気が出たら」「時間があるときだけ」でもOKというルールにしています。
すると気持ちがラクになるだけでなく、 「自分でも続けられてる!」という小さな自信にもつながっていきました。
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私のリアル掃除ルーティン公開(朝・昼・夜)
ここからは、実際に私がやっている 1日5分だけの掃除ルーティンを時間帯別にご紹介します。
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朝:歯みがき中に洗面台をささっと拭く
朝の洗面所って、水ハネや髪の毛で意外と汚れますよね。
私は歯みがきをしている間に、 ティッシュやフェイスタオルで洗面ボウルや鏡を拭くだけ。
それだけで水アカが残らず、
いつも「なんとなく清潔」な状態をキープできるようになりました。
以前は週末にゴシゴシ掃除していたのが、 “毎朝10秒の習慣”に変わっただけで、ほぼ掃除いらずに!
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昼:レンジの中とリビングの床にコロコロ
お昼を食べた後、電子レンジを見ると どうしても油や飛び散りが気になります。
なので私は、加熱後に出たついでに、 布巾でレンジ内をひと拭きするようにしています。
さらにその流れで、リビングの床にコロコロをかけて終了。
これで“見た目がキレイ”な空間が保てるんですよね。
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夜:お風呂を出る直前に排水口&床を軽く掃除
ズボラ主婦にとって、お風呂掃除は最大の敵…。
でも「入浴中のついで」に変えるだけで、 めちゃくちゃハードルが下がりました。
・排水口の髪の毛を取る ・床や壁を手でさっとこする ・お湯の力で汚れを浮かせる
これを毎日じゃなくても、週に2〜3回やるだけで “カビない・ヌメらない風呂場”が維持できるようになります。
おわりに|「ちょっとだけ」で暮らしはラクになる
掃除って、ついつい「全部やらなきゃ意味がない」と思ってしまいがちですよね。
でも私が“1日5分だけ”と決めたことで、日常の中で気軽に掃除ができるようになったのは、 今でも自分の中で大きな成功体験だと感じています。
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完璧を目指さないことで、家がキレイになるなんて
以前の私は、掃除に対していつも罪悪感とプレッシャーを抱えていました。
でも、ハードルを下げて“できる範囲でやる”ことにしたら、 むしろ家の中は以前より整い、気持ちもラクになったんです。
「がんばらない掃除習慣」でも、しっかり暮らしは回る。
これはズボラ主婦にとって、かなり心強い事実でした。
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掃除=大変、から卒業しよう
掃除って、本来は心を整えるための行為。 なのに、自分を追い詰めるものになっていたら本末転倒です。
・1日5分だけでOK ・全部やらなくてもOK ・毎日じゃなくてもOK
この「OK」を増やしていくことで、 自分の気持ちにも余裕が生まれるようになります。
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“できなかった自分”より、“できたこと”を見よう
たとえ今日は床しかやってなくても、 それは昨日より1歩前進です。
「もっとできたはずなのに」と責めるよりも、 「今日はここまでできた自分えらい!」って思えた方が、次につながります。
この考え方は、掃除に限らず家事や育児、仕事にも通じるんですよね。
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最後に|「暮らしを整える」は、ちいさな積み重ねから
掃除は一気にやるものじゃない。
ちょっとずつ、できることから。
それを続けていくだけで、 気がつけば「快適な暮らし」ができあがっているんです。
だから今日も、タイマーを5分だけセットして、 ひとつだけやってみましょう。
掃除が苦手でも、ズボラでも、忙しくても、 あなたの暮らしはちゃんと整えられる。
がんばらない掃除で、もっとラクして、もっと心地よく。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。