
こんにちは。ズボラ主婦のまるです。
今日は、「ちゃんとしたご飯を作れなかった日」の話をしたいと思います。
忙しい毎日、予定通りにいかないことって本当に多いですよね。
朝は慌ただしく、昼は気づけば過ぎ去り、気づいたら夕方──
「え、もう夜!? 今日の夕飯なににしよう…」
このフレーズ、私は毎日のように頭に浮かんでいました。
“ごはんを作ること”が重荷になった日
私はシングルマザーで、フルタイムの仕事をしています。
朝は子どもを送り出し、日中は職場で気を張りっぱなし、帰宅するころにはクタクタ。
でも、そこから家事が待っているんですよね。
洗濯物を取り込んで、洗い物をして、宿題を見て、翌日の準備をして…
「よし、じゃあ夕飯…」となった時には、もうエネルギーが残っていませんでした。
冷蔵庫の中を見ても、作れそうなメニューが思いつかない。 スーパーに寄る元気もない。
「何か作らなきゃ」じゃなくて、「何か出さなきゃ」としか思えていない自分に気づいたとき、
ちょっと涙が出そうになりました。
私は“買った”──それだけだったけど

そんなある日の夜、私は自分を救うためにコンビニに立ち寄りました。
選んだのは、鮭と梅のおにぎり、インスタントの味噌汁、そして子どもの好きなサラダチキン。
それをレジ袋のまま持ち帰り、電子レンジでチンして、お皿に並べて出しました。
食卓はいつもより地味で、派手さはありませんでした。
でも──
子どもがパクパク食べながら、こう言ったんです。
「今日はピクニックみたいで楽しいね!」
その一言で、私は救われました。
「手抜きごはん」に救われた私の心
これまで、コンビニのおにぎりを夕飯に出すなんて「ダメな母親」と思っていました。
でも、違ったんです。
大事なのは、手作りかどうかじゃなくて、一緒に食べる時間や、笑顔や、心の余裕。
この日を境に、私は「がんばらない夕飯」を積極的に取り入れるようになりました。
冷凍うどん+温泉卵、スーパーのお惣菜+ごはん、パンとスープだけの日だってあります。
“ちゃんと作らなきゃ”の呪いを手放したら、夜の時間が穏やかになったんです。
完璧な母じゃなくていい。笑ってる母でいたい
私は今まで、「母はこうあるべき」「手を抜いてはダメ」って思ってました。
でも、毎日すべてを完璧にこなすのって、本当に大変。
その大変さを、私は誰にも言えずに、勝手にひとりで抱えていたんです。
でも、子どもにとって大切なのは、“ごはんが手作りかどうか”じゃなくて、ママが笑っていること。
それに気づいた私は、夕飯のハードルをぐっと下げることにしました。
「コンビニごはん」も、立派な選択肢
私は今、「今日夕飯作る気力がないな…」と思ったときは、 迷わずコンビニへ行きます。
そこで自分と子どもに「食べたいもの」を1つずつ選ぶ。
帰ってきて、レンジで温めて、テーブルに並べる。
たったそれだけ。
でも、それだけで充分。
心に余裕があるだけで、言葉も優しくなるし、空気も柔らかくなる。
そんな日を100点と呼ばずして、なんと呼ぶのでしょうか。
「夕飯をちゃんと作れなかった日」も、記録してみませんか?
最近、私は日記に「今日の夕飯はおにぎりだけ」「今日はチルごはん」と書いています。
それは、「ちゃんとしていない日」じゃなくて、「自分を大事にした日」だから。
たまにはそんな記録も、自分を褒める材料にしていいと思うんです。
まとめ:がんばらなかった私に、金メダルを

夕飯がコンビニのおにぎりでも、お皿に何も並ばなくても、 今日一日を生き抜いたあなたは、それだけで立派です。
がんばりすぎた日よりも、 ちょっとだけゆるめた日にこそ、心が満たされる。
それに気づいてから、私は暮らしが少し好きになりました。
「夕飯、どうしよう…」と悩んだそのとき、この記事を思い出してくれたら嬉しいです。
おにぎりだって、立派なごちそう。 今日はそれで、まるっと100点です。