
「洗濯が終わらない…」「洗濯物の山を見るだけで疲れる」
私自身も、毎日の洗濯がプレッシャーに感じる日がよくありました。
私は、“洗濯=苦行”という考えを持って生きてきたタイプです。
洗う → 干す → 取り込む → たたむ → しまう
この一連の流れが本当に、しんどい。
特にワンオペで育児・仕事・家事をこなしていた頃は、 「今日も洗濯だけで午前が終わった…」と虚無感に襲われていました。
でも、そんな私がある時ふと気づいたんです。
「全部ちゃんとやらなくても、生活って回るかもしれない」
洗濯に必要なのは“自分に合った最短ルート”
家事のマニュアル本やTV番組では、「こうすべき」という方法が紹介されます。
でも、それがすべての人にとって最適解じゃないんですよね。
私は洗濯において以下のように“ムリなく続けられるルール”を作ったことで、 毎日の生活が驚くほど楽になりました。
1. 干さない革命!タオルだけ乾燥機ルール
最初に試したのが「タオルは乾燥機で仕上げる」という私なりのゆるいルールでした。
バスタオル・フェイスタオルは大きいし厚いし、乾きにくい。
何よりゴワゴワの生乾き臭がちょっとした“モヤモヤの元”でした。
ある日、「1回だけ」と思って乾燥機にかけてみたら、 あまりのふわふわ仕上がりに衝撃!
それ以来、「タオルは干さない」が定番になり、
- 干す手間ゼロ
- たたまず専用カゴにポン
- すぐに使えて気持ちいい
と三拍子そろった、私にとっての「ゆる時短術」になりました。
2. たたまない収納に切り替える

次にやったのは「全部ハンガーにかけたまま収納」する方法。
我が家では、Tシャツ・カットソー・ワンピースなどは、 洗濯後すぐにハンガーに干し、そのままクローゼットへ。
たたむ時間ゼロ! しまう手間ゼロ!
乾いたら“引っ掛けるだけ”の動作に変えることで、家事負担が劇的に減りました。
さらに、洗濯ハンガーを「そのまま使える収納用」にすれば、
- 取り込み → クローゼット直行
- 服のシワ防止
- たたみ忘れ・山積みを防止
というズボラ主婦にとって夢の導線が完成します。
3. 下着&靴下は“仕分けBOX”で投げ込み収納

私がたたむのを諦めたもの、それは「下着と靴下」です(笑)
無印の仕切りBOXに、
- ブラ・ショーツ
- 靴下(ペアにしない)
- パジャマ類
などざっくりジャンル分けして、 乾いたらそのままポイっと放り込む。
ペアにせず“色が合えばOK方式”にしたら、家族も文句なし。 息子はむしろ「宝探しみたいで楽しい」そうです(笑)
4. 洗濯カゴの“導線改革”で洗濯の滞りをゼロに
洗濯を溜めてしまう原因って、「洗う場所と入れる場所が遠い」こともあるんですよね。
我が家は以前、リビングに洗濯カゴがありました。
でも洗濯機はお風呂場の隣。 距離があるせいで、朝バタバタしてると「あとで運ぼう」になりがち。
そこで、思い切って“洗濯機のすぐ横”にカゴを設置しました。
家族には「脱いだらここに入れて」とだけ伝え、 導線を最短にしただけで、“洗う”までのハードルが一気に下がりました。
5. 洗濯スケジュールを“固定化”して脳をラクに
以前は「今日はやる?明日でもいい?」と、 毎日“洗濯するかどうか”でモヤモヤ悩んでいました。
でも、“洗濯する曜日を決めてしまう”ことで、 逆に時間の使い方がラクになると気づいたんです。
現在の我が家のスケジュールはこんな感じ:
- 月・水・金 → 通常の洗濯(衣類・タオル)
- 土 → シーツ・マット類のまとめ洗い
- 火・木・日は“洗濯しない日”
このルールにしてから、 「やる・やらない」の判断が不要になり、時間にも気持ちにもゆとりが生まれました。
6. 洗濯“やらない日”を作るという選択
家事って、やろうと思えばキリがありません。
でも私は思います。
“やらない日”があることで、“やる日”がラクになるって。
火・木・日が「洗濯しない日」だと決めたら、 その日は心置きなく別のことに集中できるんです。
掃除でも、お出かけでも、ひとり時間でも。
“やらなくていい日”を自分にプレゼントすることで、 家事がもっと自由になりました。
7. “完璧”じゃなくて“快適”を選ぶ
ズボラ洗濯術を始めてから、何より変わったのは私の心です。
「たたんでない洗濯物があると落ち着かない」 「床に洗濯カゴが置きっぱなしだとダメな気がする」
そういう思い込みを手放して、 “自分が快適ならOK”と判断できるようになりました。
人によって正解は違います。
でも、自分の暮らしに合った洗濯のやり方を見つけられたら、 毎日の気持ちがすごく軽くなるんです。
まとめ:ズボラでも心地よく暮らせる洗濯スタイルを
洗濯に「こうあるべき」はもういらない。
干さない、たたまない、詰め込まない。 そんな“ゆる洗濯”で、生活はちゃんと回ります。
ズボラは工夫の天才。
できないことを責めるよりも、 自分に優しいやり方を見つけて、ラクするほうがずっと素敵。
ちょっとした工夫で、洗濯がグッとラクになります。あなたも始めてみませんか?