
「収納グッズも買ったし、断捨離もしたのに…なぜ!?」
そう思ったこと、ありませんか?
私もそのひとりでした。
掃除が苦手、整理整頓が苦手、なのに“ちゃんと片付けなきゃ”というプレッシャー。
そんな私がある日たどりついた究極の収納法──
「とりあえずBOX」
これを導入してから、家の中の“片付けストレス”がみるみる減っていきました。
今日は、ズボラでも続けられる、肩の力を抜いた“ゆる収納術”をご紹介します!
「とりあえずBOX」とは?
読んで字のごとく、“ひとまず入れるだけのボックス”です。
収納のルールを無視して、とりあえず目の前のモノを放り込むだけ。
そう聞くと「片付けじゃないじゃん!」と怒られそうですが、これが意外といいんです。
完璧な収納を目指すほど、途中で挫折するというのが、私の失敗パターンでした。
逆に、「一旦ここに入れておけばOK」という逃げ道があると、 不思議と“片付いている”感覚が生まれ、行動が続きやすくなったんです。
どんな場所に、どんな箱を置く?

ポイントは、動線に合わせた設置と、ラフに扱える収納です。
▶ リビングには「ごちゃ混ぜBOX」
- 子どものおもちゃ
- 読みかけの本・マンガ
- リモコン・お菓子・文房具
このあたりをひとつのカゴに放り込むだけで、ソファ周りがスッキリ!
▶ キッチンには「一時避難BOX」
- 郵便物・レシート・とりあえずの保管書類
- 調味料のストックや未整理の小袋
“とりあえずここに置く”ことで、作業台が広く使えるようになります。
▶ 脱衣所には「洗濯前BOX」
- 洗い忘れたタオルや靴下
- 洗剤の詰め替え
かごひとつで「どこに置くか迷う時間」をゼロに!
▶ 玄関には「帰宅後ポンBOX」
- マスク、鍵、除菌グッズ
- 子どもの忘れ物対策アイテム
出入りがスムーズになり、「あれどこ置いたっけ?」が減りました。
ポイントは“完璧を目指さないこと”
「BOXが溢れてごちゃごちゃになったらどうするの?」という質問をよくいただきます。
答えは簡単。
週1でざっくり中身を見直すだけです。
日曜日の夕方などに、飲み物片手にゆるっと仕分け。 捨てるもの・戻すものを取り出すだけ。
無理に毎日片付けようとするから、嫌になる。
でも、「とりあえず今はここに入れておけばいい」と思える場所があるだけで、気持ちに余裕が生まれるんです。
ズボラ主婦的「とりあえずBOX」5つの効果
- 目に見える“ごちゃごちゃ”が一瞬で減る
- 家族も一緒に参加しやすい(とにかく放り込めばOK)
- 毎日「片付けなきゃ」に追われない
- 行動のハードルが下がる
- モノを把握しやすくなり、「ダブり買い」が減る
私はこのBOXを取り入れてから、ストレスで八つ当たりする回数が激減しました(笑)
BOX選びのおすすめ
- 無印の布BOX → 軽くて扱いやすい
- セリア・ダイソーのラタン調ケース → プチプラなのにおしゃれ
- IKEAの大容量カゴ → 大物もざっくり収納OK
中身が見えすぎない“半透明タイプ”が特におすすめです。
「片付いてるように見える」ことって、意外と大事ですからね。
まとめ:散らかってても大丈夫。片付けは“ゆるくてOK”

完璧じゃない。理想の収納とは言えないかもしれない。
でも、気持ちがラクで、ちゃんと生活が回る。
それが私にとっての“ちょうどいい収納”でした。
「やらなきゃ」と思い続けていた片付けが、 「今日はやらなくていいや」と思える日があること。
それだけで、ずいぶん暮らしやすくなります。
ぜひ、あなたの家にも“とりあえずBOX”を置いてみてください。
散らかった部屋を受け入れながら、 ちょっとずつ整えていく“ゆるい片付け”で、心地よい暮らしを始めましょう。